赤血球が少ない 症状 原因

赤血球が少ない症状と原因

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赤血球とは、血液中に存在し、酸素を保持し全身に運搬する細胞のことを指します。
それは生体内で赤血球系前駆細胞と呼ばれる細胞が増殖・分裂し成熟していくのですが、その過程でヘモグロビンが赤血球内に合成され、最終的に機能を持った細胞へとなっていきます。
酸素を運ぶのは、このヘモグロビンが酸素と結合することによるものです。
赤血球の寿命は約120日であり、寿命後は肝臓や脾臓で破壊されてしまいます。
貧血とは、血液単位容積あたりのヘモグロビン濃度が減少した状態を指します。
言い方を変えると、単位容積あたりの赤血球が少ないとも言えます。
健康な成人男性のヘモグロビン濃度基準値は16±2g/dl、女性では14±2g/dlですので、これを下回った場合、貧血と診断されます。
立ちくらみ、めまいなどは、一般に貧血と疑い易いものですが、これらは低血圧や起立性調節障害であることが殆どであり、赤血球が少ない事に関連していることもは少ないです。
このような症状がある場合、血液検査や血圧測定などによって、貧血もしくは他の原因との識別がなされます。

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貧血の症状としては、酸素運搬の低下に起因する脳、心筋、筋肉への影響が挙げられます。
頭痛、めまい、耳鳴り、狭心症、心不全、脱力感、易疲労感などです。
また循環血液量が少ないために赤血球が少ないという場合には、循環血液量の不足によるショックが起こります。
しかし通常は徐々に血液量が減少していきますので、急な減少でない限りショックは起こりません。
貧血に対する生体の代償としては、動悸、頻脈、心雑音、息切れ、起座呼吸、皮膚の蒼白などが挙げられます。
他の基礎疾患に起因する貧血の場合もあります。
例えば、鉄が不足すると鉄欠乏性貧血となり、ビタミンB12が不足すると巨赤芽球性貧血になります。
それらの症状は、基本的に一般の貧血症状+αとして現れます。
鉄欠乏性の場合、鉄が不足することで、皮膚や根粘膜の障害が起り、食道粘膜の萎縮のために嚥下困難や爪が平坦化してしまいます。
巨赤芽球性では、舌乳頭の萎縮、炎症、疼痛のために摂食困難になったり、また白髪や浮腫、発熱が現れることもあります。
貧血は軽微な症状ではありますが、その原因は様々ですので、このような症状に気がついた時には、医療機関での検査が必要です。

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