貧血 輸血 適応 条件

貧血がある場合の輸血の適応と開始の条件

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みなさんは貧血になった時に、どのような対処法を取っていますか。
一般的には鉄分を摂取したり、安静にしたりという対処法をとっている人が多いですよね。
しかし、慢性的な貧血症状が出るような疾患がある場合には、治療に輸血を導入する場合があります。
貧血というのは、主に鉄不足や体内での出血などが原因で起こるとされています。
血液が少なくなると、酸素を運ぶ役割のあるヘモグロビンが減少するため、酸素の運搬がうまく行かなくなります。
ヘモグロビンが減少している状態だと体中が酸素不足となるため、立ちくらみや眩暈、動機や息切れ、体がだるい等の様々な症状が起こります。
この状態のことを貧血と言います。
また、ヘモグロビンを作るのに必要なのが鉄です。
鉄不足もヘモグロビンの減少へとつながる為、これも症状が出る原因となります。
これらの原因を改善するために、ヘモグロビンの数の減少を防止・改善し、十分な酸素の供給を行う事を目的とし輸血が使用されます。
しかし、使用を開始するための適応条件があるため、それに当てはまる場合のみの使用となります。

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では、輸血を開始するためにはどのような適応条件をクリアすれば良いのでしょうか。
まず抑えておきたいのが、この条件に当てはまったら必ず開始しなければならないという適応条件はありません。
数値だけでの判断ではなく、個人の状態をみて医師の判断により使用するかどうかを決めることになります。
基本的な基準としては、慢性貧血の場合はHb(ヘモグロビン)値7g/dLを目安とし輸血を行いますが、症状の進行度などによっては、この限りではありません。
Hb値10g/dL以上や輸血以外の方法で治療が可能な場合は原則として行われません。
慢性出血性貧血の場合は、消化管や泌尿生殖器からの少量長期的な出血によるものであれば、原則として行わないとされています。
しかし、日常生活に支障が出るほどの動機や息切れ等の症状がある場合は、2単位の輸血の後に経過観察を行うとされています。
これは全身状態が良好である場合は、Hb値6g/dL以下が目安となります。
このような適応条件を満たしている場合に、輸血の使用を行う場合があります。
しかし、これは重度の症状がある場合が多く、軽度であれば、日常生活の努力や投薬により症状改善ができる場合も多くあります。
貧血でお悩みの場合は、すぐに医師の診断を受け、適切な治療を受けるようにしてください。

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