めまい 薬 効かない 貧血 原因

貧血によるめまいで薬が効かない原因

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貧血状態になると、めまいやふらつきといった症状が現れます。
これは、体全体に酸素を運んでいる血液のめぐりが悪くなることが原因です。
脳へと運ばれていく血液も不足しがちになるため、本来血液中のヘモグロビンによって脳に十分運ばれるはずだった酸素が足りなくなった結果、めまいが起こるのです。
このようなめまいが起こった場合、多くの人が鉄欠乏性貧血だと考えるでしょう。
そして市販の薬やサプリメントなどで対処する人がほとんどであると思われます。
そのような市販薬には鉄のほかにもヘモグロビンが作られるのを助けるビタミン類などが入っているので、原因が鉄不足である場合には効果が期待されます。
しかし、中にはこうした鉄剤などがまったく効かない貧血があります。
そうしたタイプの場合、原因は鉄不足ではなくほかのところにあると考えられます。
そこで疑われるのが、再生不良性貧血という病気です。
この病気の患者は1年間で一千人にものぼるといわれています。

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再生不良性貧血という病気では、そもそも血液細胞を作る機能に問題が生じています。
人間の骨の中には骨髄液が入っていて、その中で造血幹細胞という細胞が日々作られています。
造血幹細胞からは赤血球や白血球、そして血小板などが生まれます。
これらは骨髄から体じゅうの血管へと送り出されていくのですが、再生不良性貧血の患者の体内ではこの造血幹細胞が傷害を受けているのです。
このため赤血球が生成されず、脳へ運ばれる酸素が不足します。
原因は鉄不足ではないので、鉄剤などでは効かないのです。
なぜ造血幹細胞が傷害を受けるのかというと、自分自身の免疫機能に何かのトラブルが生じ、免疫細胞が自分の造血幹細胞を攻撃してしまうためと考えられています。
ただし中には遺伝によって生まれつきこの病気になる人もいれば、原因が全くわからない場合もあります。
市販の鉄剤などを試しても効かないような場合は、できるだけ早く病院を受診しましょう。
治療法には免疫抑制療法やステロイド療法などがあります。

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